2017年7月8日(土)
第8回サイエンスカフェかごしま「親子で作る銀河系下敷きと最新の天の川研究の話」開催報告

話し手:中西裕之さん(鹿児島大学理工学域理学系)
参加者:15名

今回は七夕の時期の開催ということで、中西さんのお話の前に、薩摩琵琶美和の会の方々に、薩摩琵琶で「たなばたさま」を演奏して頂きました。西洋の楽器とは違う味わい深い音、ありがとうございました!
七夕の日はあいにくの天気でしたが、皆さんは、織姫と彦星を見つけることができましたか?では、その2人を隔てる天の川とは、一体何であるのか?今回の話し手、中西さんが教えてくれました。我々のいる太陽系は、天の川銀河に属するのですが、実は、その円盤状の銀河を横から中心に向けて見たのが天の川なんだそうです!銀河というのは、よくイメージ図では、左右対称なきれいな円盤状になっていますが、中西さんの研究で、天の川銀河は、実は左右対称ではなく、歪んだ形をしていることがわかったそうです。中西さんが世界で初めて明らかにした銀河系の立体マップは、とても美しかったです。水素ガスの分布を元にこれを計算で導き出した中西さんに感服しました!
今回は、子どもたちにも銀河の構造を楽しんで理解してもらえるように、銀河系下敷きを中西さんと作成しました。銀色のラメ絵の具を均等に伸ばすのは難しかったですが、皆、それぞれの個性のある天の川銀河の下敷きを作っていました。赤い点は、生まれたばかりの星を示していて、科学的にも忠実です。お話が終わった後の歓談でも質問が尽きることがなく、宇宙の神秘に想像力が追いつかない時間でした。




                        
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