2016年10月30日(日)
第3回サイエンスカフェかごしま『植物vs病原体&害虫~植物の免疫~』開催報告

話し手:飯笹英一さん(鹿児島大学医歯学総合研究科)
参加者:17名

今回も定員を上回る17名の参加となりました。参加して頂いた方々、本当にありがとうございました!
植物というと生えている場所から動けないし声を発することもできなくて、ただ外界からの攻撃に耐えている受け身な印象を持っていたのですが、飯笹さんのお話を聞いて実はとてもアクティブなことが分かりました。朝顔が蔓を巻き付けるときに風に吹かれているのではなく、自ら蔓を回して引っ付く場所を探している動画がとても印象的でした。ただ、やはり動きはゆっくりなので、虫に食べられたり、カビが生えたりと外敵に襲われやすい状況にあります。しかし、植物もただやられるわけではなく、高度な免疫機構をもって対抗していることを分かり易く教えていただきました。例えば、葉っぱが青虫に食べられたトウモロコシは、揮発性物質を出して、その虫に卵を産み付ける寄生蜂を呼び寄せたり、虫の消化酵素を阻害する物質を作り出して、葉っぱを消化できなくしたり、すごい仕組みを持っていることが分かりました。他にもバナナのDNAカクテルや、高級な(!?)マイクロトマトの試食、オワンクラゲの蛍光タンパク質でタンパク質の結合を見る実験、あるいは大学研究の魅力と厳しさのお話などを織り交ぜていただき、本当に楽しい時間を過ごすことができたと思います。参加者の方々からも積極的な質問や意見が飛び出し、サイエンスカフェの理想形に近づいてきたと喜んでいます。第4回は12/11(日)に 鹿児島大学教育センターの伊藤奈賀子さんが最近話題のアクティブラーニングに関する話題提供をしてくれる予定ですので是非とも参加をお願いします!





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